【番外編】ずっとあった違和感が、消えた日。——根管治療のこと。

左下の小臼歯に、ずっと違和感がありました。

いつからかははっきり覚えていません。学生の頃から通っていた保険診療の歯科で治療した歯で、その歯科が閉院してから別の保険診療の歯科に移った時にはすでに違和感がありました。


保険診療では「問題なし」だった

新しい保険診療の歯科は、保険診療にしては細かく検査をしてくれる歯科でした。一本の歯に対して6か所の歯周ポケットを測り、出血箇所や虫歯の状態をファイルにまとめてくれました。

でもその歯は「根管治療済みで、虫歯治療もしている歯」というだけで、特に問題なしという診断でした。

当時は虫歯が10本あり、そのうち8本は治療が必要な状態でした。違和感よりも痛みのある歯の治療が優先で、その歯については相談しませんでした。それどころではなかったのです。


自由診療で、原因がわかった

自由診療に移ってから、その歯はすぐに「根尖病変あり、重要度の高い歯」と診断されました。レントゲンには、根管治療をした先に黒い空洞のような影が映っていました。

ずっとあった違和感の原因は、これだったのだと思いました。


根管治療のこと

治療の流れはこうでした。

まず麻酔、歯の外側の清掃、そしてラバーダムの装着。ラバーダムとは、治療する歯だけを露出させて口の中の他の部分と隔離するゴム製のシートです。唾液に含まれる細菌の侵入を防ぐために使います。

小さな穴の開いたシートから歯だけを出し、クランプという金具で固定し、フレームで張った状態で治療が始まります。クランプが歯茎に当たると痛むこともあるそうですが、常に声掛けをしながら確認してくださるので全く大丈夫でした。

麻酔の後、根管を開けてもらいます。根管の穿通が成功すると「排膿」といって、溜まっていた膿を出す処置をしてもらいます。歯の奥からドクドクと膿が出てきました。

(この後の詳細な治療内容は記憶が曖昧なため省略しますが、いつか確認できたら追記したいと思います。)

仮歯も、驚くほどきれいだった

治療後、先生がその場で仮歯を削って作ってくださいました。その仮歯がとても綺麗で驚きました。

麻酔が切れる前に痛み止めを1錠飲んだだけで、その後は痛みはありませんでした。

浮いたような感じと、歯の根っこあたりがズンとする違和感が消えました。歯と歯の周りがしっかりと安定して、歯を失うかもしれないという不安が一つ消えました。

あの違和感は何年続いていたのだろう。そして治療していなければ、これからも続いていたのだと思います。

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