歯磨きをしていた時のこと。
下の小臼歯に歯ブラシが当たった瞬間、ズキッとした痛みが走った。
知覚過敏だ、と思った。
私は食いしばりが強い。これまで何度も書いてきた通りだ。
矯正を始める前は、夜用のマウスピースをつけて寝ていた。奥歯に負担がかからないよう、前歯だけに当たるように作ってもらったマウスピースだ。
でも今は、矯正中なのでそれをしていない。
だから寝ている間、奥歯にグッと力が入り、噛み締めたまま眠っている。
歯が動くにつれて、噛み合わせも合わなくなっていく。きっと、その合わなくなった部分に強い負担がかかってしまったのだと思う。
実は、同じような痛みは前にもあった。
夜用のマウスピースを作ってもらう前のことだ。あの時も、噛み締めが原因で歯の根元に痛みが出ていた。
マウスピースを作ってもらい、奥歯に負担がかからなくなると、その痛みは消えた。
だから今回も、矯正中はしばらく痛みが続くかもしれないと思っていた。
でも、2日ほどで痛みは消えた。
考えてみると、こういうことなのかもしれない。
歯は毎日動いている。噛み合わせも、日々変わっている。だから、食いしばった時に力がかかる場所も、どんどん変わっているのではないか。
ある場所に負担がかかって痛みが出ても、歯が動けばその場所はずれていく。だから痛みも、長く続かずに消えたのかもしれない。
——これはあくまで私の想像だ。
次に歯科へ行った時、先生に聞いてみようと思う。

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