新しい歯科を探すのに、時間がかかりました。
かかりつけの歯科が閉院して、次の歯科を決めなければいけないのに、なかなか踏み出せなかった。ネットで検索すると出てくるのはインプラントやセラミックを勧めるところ、予防に力を入れているところばかり。治療した歯や虫歯がたくさんある自分のような人は、珍しいのではないかとさえ思っていました。
それでも数年前に治療した銀歯が痛みだし、ようやく一つの歯科を選んで行くことにしました。
検査結果——数字で見る、私の口の中
2017年6月、初めての検査。
残っている歯の数は28本(親知らずを除く)。そのうち——
虫歯
- 要観察:2本
- 初期:3本
- 中期:5本
- 合計10本、うち8本は治療が必要
歯周病
- 歯肉炎:15本
- 歯周炎:5本
- 合計17本
虫歯も、歯周病も。口を開ければ銀歯が目に入る。口臭もあったことは、想像がつくと思います。
そして検査結果のファイルには、グラフがありました。このまま放置すれば、80歳の頃には残存歯数は10本になる、という予測でした。
50歳での予測は23本。でも今、私の歯は27本残っています。あの時から行動を変えたから。


怖くなって、行けなくなった
治療が進む中で、ある出来事がありました。
「痛かったらすぐ言ってくださいね、削るのをやめますから」と言われた。実際に痛くて「痛いです」と伝えると、そこで削るのをやめて穴をふさぎ、銀歯をかぶせることになった。
あとから思いました。痛いと言わなければ、まだ削られていたのだ。削る範囲を先生が判断したのではなく、私の「痛い」という一言で決まった。削りすぎていたのか、それともまだ削らなければいけなかったのに途中でやめたのか——今でもわからない。
その歯科には、怖くなって行けなくなりました。そして、この治療への疑問が、自由診療の歯科へ行こうという気持ちをさらに強めました。(この時のことは「歯医者は、歯を「治せない」」にも書いています。)
この歯科で気づいたこと
この歯科は保険診療でしたが、初診で虫歯と歯周病の検査をして、結果をファイルにまとめてくれました。保険診療でそこまでしてもらったのは、初めてでした。保険診療の中でも、病院によって大きな違いがある。そのことを初めて実感しました。
歯科衛生士さんに「歯磨きの仕方を歯科で習ったことはありますか?」と聞かれました。
習ったことなど、一度もありませんでした。
家に帰って、歯磨きの仕方をネットで調べ始めました。そこで出会ったのが、前岡先生のブログ「歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方」でした。
人生、何がきっかけになるかわからないものです。

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