インビザライン矯正、リアルな日常。——失敗談もあります。

矯正中の毎日は、装着時間との戦いでもあります。


1日20〜21時間、マウスピースをつける

私が行っているのはインビザライン、マウスピース型の矯正です。1日20〜22時間の装着が決められていて、私はだいたい20〜21時間を守るようにしています。2週間ごとに次のマウスピースに切り替えて、少しずつ歯を動かしていきます。

外している時間の内訳はこんな感じです。

  • 朝食と簡単な歯磨き(約15分)
  • 昼食と簡単な歯磨き(約45分)
  • 夕食と丁寧な歯磨き(約2時間)

合計3時間ほど。夜の歯磨きだけはきっちり丁寧にしたいので、どうしても1時間はかかります。矯正前から続けてきた習慣がそのまま生きています。

マウスピースをつけた後は、チューイと呼ばれるシリコン製の補助器具を噛みます。マウスピースをしっかり歯にフィットさせるためのもので、まんべんなく噛んで歯との隙間をなくします。


食事のこと

マウスピース矯正はワイヤー矯正と違って取り外せるので、食べ物の制限はほとんどありません。

ただ私の場合、上の歯を後ろに下げるために上顎にアンカーをつけていて、アンカーと歯をつなぐ太いワイヤーのような器具が上顎にあります。そのため食事がしにくく、食べ物もよく詰まります。うがいや歯ブラシで簡単に取ることはできますが、食べるたびに気を使います。

奥歯が動くにつれて歯と歯の間にも隙間ができ、そこにも食べ物が詰まるようになりました。それと同時に咬み合わせが合わなくなり、弾力のある食べ物(お肉やこんにゃく)や繊維質のもの(ごぼう、えのき)が噛み切りにくくなっています。きのこ類はほぼ形のまま飲み込んでいるかもしれません。

「よく噛んで食べる」ということが難しくなっていますが、歯が動いている証だと思うと、嬉しい変化です。

外食は矯正前と特に変わりません。4毒抜きを続けているので極力和食を選び、食後はお手洗いで歯磨きをしています。他の方が不快な思いをされないよう気をつけながら。


飲み物のこと

マウスピースをつけている間は無糖の炭酸水だけ飲んでいます。色のついた飲み物は着色の原因になるため、お茶やコーヒーはマウスピースを外している時間だけ。

実はこれも、矯正前からの習慣がそのまま役立っています。もともと水分補給は無糖の炭酸水、食事中や食後にお茶やコーヒーというリズムだったので、飲み物で困ることはありませんでした。

4毒抜きを先にやっていたことで、甘いものも間食もすでになかった。矯正生活のハードルが、ずいぶん低くなっていたと思います。


失敗談もあります

リアルな話もいくつか。

お正月に何も考えずお餅を食べたら、アンカーの器具にべったりくっついてしまいました。その時は慌てましたが、ワイヤー矯正だったらもっと大変なことになっていたと思います。

矯正を始めた翌日の昼食では、マウスピースをつけたまま一口食べてしまいました。味はするけれど美味しくない、不思議な感覚を味わいました。

チューイを噛んだ後に薬を飲むのを忘れていたことに気づいて、慌ててマウスピースを外し直したこともあります。

新しい習慣に体が慣れるまでには、少し時間がかかりました。


今のところ、順調です

食いしばりが強く年齢もあるので動きは遅いと思っていましたが、今のところほぼ予定通りに歯が動いています。先生もびっくりされていました。

もしかしたら、4毒抜きを続けているからかもしれません。

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