【矯正の記録】歯が動くと、見えてくるもの。——前歯のピキッと、隠れていた虫歯。

最近、気になっていることがありました。

「前歯のどこかが、時々ピキッと動く感じがする」

今日の診察で、先生に伝えてみました。


ピキッの正体は?

まず、マウスピースをつけた状態で、見てもらいました。

ちなみに——【ゴムかけ、はじめました。】に書いた、上の2番目の歯。あの隙間も、ゴムかけの成果で、だんだん埋まってきて、ピタッとしてきているとのことでした。嬉しい報告です。

そして、気になっていた「ピキッ」について。先生の見立ては、「特に気にしなくても大丈夫」でした。重なり合っていた前歯が動いていく過程で、起きている可能性が高いそうです。

先生の説明を聞いて、私はこう思いました。

【前歯が、生まれ変わった日。】で治療した、11番と12番の間。あそこは今も、フロスがスーッと通ります。でも、重なり合っていた11番と21番の間——ちょうど前歯のど真ん中は、治療していないので、保険診療の治療箇所に段差があって、フロスが引っかかる。

もしかしたら、歯が動くときに、その段差が邪魔をして、「ピキッ」となっているのかもしれない、と。


歯が動いて、見えてきた虫歯

そして、もう一つ。

これまでは、前歯が重なり合っていて、見えにくかったのですが——歯が動いてきたことで、見えるようになった部分がありました。

前歯11番の、ちょうど真ん中側。裏から見ると、中が黒く変色した虫歯が見えたのです。

実は、この場所——【歯の記録②】の写真にも写っていて、「修復物の下に虫歯があり、治療の重要度が高い」と診断されていた箇所でした。

今日、マイクロスコープで先生に見てもらい、歯の裏側から写真を撮って見せてくれました。中が黒くなった虫歯と、保険診療で治療した段差が、はっきり見えました。

「急ぎではないけれど、治療した方がいいですね」

先生に、そう言われました。

私も、前歯の一番目立つところなので、治したいと思いました。


ブラックトライアングルも、現れた

もう一つ、歯が動いて現れたものがあります。

ブラックトライアングルです。

重なり合っていた歯が動いて離れると、歯と歯の間の根元に、三角形の黒い隙間ができる——それが2箇所、現れました。

本来なら、あまり嬉しくない出来事なのかもしれません。見た目には、黒胡麻がついているみたいで、正直、あまりよろしくはないのですが(笑)。

でも、私は、少し嬉しく思いました。

だって、これも——重なっていた歯が、ちゃんと動いている証だから。


「きちんとつけているからですね」

最後に、先生から、とても嬉しい言葉をもらいました。

私の矯正は、アンカーで歯を後ろに下げながら、マウスピースでも動かしていく——という方法です。この2つを同時に進めるのは、人によっては、うまく噛み合わないこともあるそうです。

でも、私の歯は、予定通りに動いている。

「きちんとマウスピースをつけているからですね」

そう言ってもらえて、すごく嬉しかったです。

装置の違和感も、食事のたびのお手入れも、小さなゴムとの格闘も——決して楽ではなかったけれど、コツコツ続けてきたことが、こうして結果につながっている。

ピキッという小さな感覚も、隠れていた虫歯も、ブラックトライアングルも。歯が動いているからこそ、気づけたこと、現れたこと。

一つひとつに向き合いながら、これからも進んでいこうと思います。


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