※こんな方に読んでほしい記事です。
・自分では、ちゃんと磨けていると思っている方
・磨きぐせを知りたい方
・プラークが本当に落とせているか、確かめたい方
以前【治療の前に、まず5回。——予防プログラムが教えてくれたこと。】で書いた、予防プログラム。その中に、歯磨きの練習がありました。今日は、その練習で気づいたことのお話です。
■ 歯磨きは、「お手入れ」だった
アルパーク歯科では、歯磨き——プラークを落とすこと——を、「お手入れ」と呼びます。
女性のお化粧や、男性の髭剃りと同じ。毎日の身だしなみの一つ、という考え方です。
「歯磨き」というと、つい”やらなきゃいけない義務”のように感じてしまうけれど、「お手入れ」と聞くと、なんだか自分を大切にする時間のように思えて——私は、この呼び方が、とても好きになりました。
■ 赤く染めて、自分で印をつける
歯磨きの練習は、こんなふうに進みます。
まず、家で完璧に歯を磨いてから、歯科へ行きます。そこで歯を赤く染める「染め出し」をして、磨き残しを鏡で確認。どの歯の、どの部分が磨けていないかを、歯の絵が描かれた用紙に、自分で赤い印を書き込んでいきます。
そして、赤く染まった部分を鏡でよーく見ながら、歯ブラシやワンタフトブラシで磨き直し、最後にフロスを通します。
その間、衛生士さんは、私が磨いたりフロスを通したりする様子を、ずっと横で見ていて、気になるところをアドバイスしてくれました。
■ 見えてきた、私の磨き癖
染め出しをすると、自分の”磨き癖”が、はっきり見えてきます。
私は右利きなので、右側の磨き残しが多いことが分かりました。特に奥歯。表も裏も、歯と歯茎の境目に、赤く染まった部分が残っていました。
そしてもう一つ、染めてみて分かったことがあります。それは——不適合な治療箇所に沿うように、プラークがつくということ。その部分は、さっと歯ブラシをしただけでは落とせなくて、ワンタフトブラシで念入りに磨きました。
でも、その箇所も、アルパーク歯科で治療が終わるとツルツルになって、プラークも簡単に落とせるようになりました。
■ フロスと、道具の使い分け
お手入れの最後は、フロスです。
使うのは、アルパーク歯科で教えてもらったY字型のフロス。ただ、私は歯と歯の間の不適合な治療箇所が多くて、Y字フロスが抜けなくなってしまう所があります。そういう場所には「糸のフロスを使うように」と、用紙に印もつけてくれていました。
アドバイスも、こまやかでした。たとえば——「フロスを抜くときも、ゴシゴシしながら抜くようにしましょう」。そうすると、フロスが抜きやすくなるし、歯間も綺麗になるのだそうです。
■「時間がかかりすぎる」——衛生士さんの答え
実は、私のお手入れは、1時間以上かかっていました。
歯ブラシに30分、フロスに10〜20分、ワンタフトブラシに20〜30分。あまりに時間がかかるので、衛生士さんに相談してみました。
すると——「時間を短くするとしたら、歯ブラシの時間ですね。歯ブラシは朝晩2回使う道具だから、少し気楽にいっても大丈夫ですよ」と教えてくれました。
その”気楽でいい”という一言に、気持ちがふっと軽くなりました。
——ところが、です。正直に言うと、今の私のお手入れは、あの頃と変わらず1時間ほどかかっています。ワンタフトブラシのスッキリ感がすっかり気に入ってしまって、重なり合った歯の仕上げだけでなく、今は全体をワンタフトで磨いているのです。
でもこれは、「やらなきゃ」ではなく、「やりたいから」。自分が気持ちいいから続けている時間なので、ちっとも苦になりません。まさに、冒頭に書いた「お手入れ=身だしなみ」の感覚です😊

衛生士さん💦相談しといてごめんなさい😅
■ 3回で、「ほぼ完璧ですね!」
歯磨きの練習は、予防プログラム5回のうち、3回でした。
初回の用紙には、衛生士さんからの「注意事項」が、びっしりと書き込まれていました。それが——3回目には、「ほぼ完璧ですね!」の一言。その言葉を見たときは、めちゃくちゃ嬉しかったです😊


そして、これからのこと。
歯列矯正が進んで、重なり合った部分がなくなったら——もう一度、基本の歯ブラシで磨く方法を試してみたいと思っています。ワンタフトで磨いたときのように隅々まで、でも、もう少し短い時間で磨けるように。そんな練習を、これから重ねていきたいのです。
お手入れは、一生、続けていきます。
▼あわせて読みたい


コメント