【番外編】マスクは、ずっと手放せなかった。——口臭との長い戦い。

コロナが流行るずっと前から、マスクをしていました。

仕事中も、外出する時も、家以外ではほぼ必ずつけていました。理由は一つ。口臭が気になっていたからです。


自分でも、気づいていた

奥歯に穴が開いていて、そこからの臭い。横向きに生えた親知らずと奥歯の間に歯ブラシが届かない隙間があり、そこからの臭い。歯周病もあったので、その臭いもあったと思います。ただ歯周病の臭いは、自分では自覚しにくいものでした。

誰かに直接指摘されたことはありませんでした。でも会話中に相手が鼻と口を手で覆う仕草をすると、「私の口が臭ったからかもしれない」と気になって、会話に集中できないことがありました。


少しずつ、変わっていった

前岡先生から教わった歯磨きを続けながら、自由診療で磨き残ししやすい箇所を指導してもらい、虫歯の治療が進んでいきました。

歯周病も改善し、歯茎を褒めてもらえるようになりました。

虫歯になっていた親知らず2本を抜歯してもらいました。2本目は2018年末から2019年初め頃で、1本目はそれより前だったと思います。一本は歯の後ろ側が黒く虫歯に、もう一本は頬の横側に大きな虫歯がありました。

自由診療での抜歯は、正直あまり記憶に残っていません。麻酔中は全く痛みがなく、麻酔が切れた後もつらい痛みがなかったから。つらい思いをしなかったので、記憶に残らなかったのだと思います。

(大学病院で抜歯した時のことは「『想像以上にボロボロだ』——検査で知った口の中の現実」に書いています。あの時は本当に怖くて痛かった。)


今も、完全には解消されていないけれど

今は膠原病の症状のひとつであるドライマウスで唾液が出にくくなっていることや、矯正で上顎にアンカーをつけていることで、気になることがあります。完全には解消されていません。

ただ、昔のような歯周病や虫歯の臭いとは全く違います。数値で測ったわけでも、誰かに「臭わなくなった」と言われたわけでもありません。あくまで自分の感覚での話です。

それでも、気持ちはとても楽になりました。

マスクを今も続けているのは口臭のためだけではなくなりました。それだけで、十分です。

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